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2009年09月03日

高専からの大学編入学(東北大学工学部編入学試験合格)

久々の更新。全ての編入学試験の結果が出たので書きます。

3つの大学を受験しました。
技科大、専攻科は受けませんでした。



以下は反省です。


◆某国立大学
滑り止めの大学として受験。合格。試験はできたが倍率が高かったので結果がでるまで結構心配だった。


◆東京大学
不合格。各教科6割のボーダー制と言われています(小山太郎流など参照)。
英語、数学、物理(物理は一部の学科み)の2または3教科

英語の問題のユーモアの問題を見た瞬間集中力が・・・。
集中して解けず無駄に時間が余りました。
リスニングは音が小さいという噂もありますが聞き取りやすかったです。
今思うと英語もまじめにやればボーダー前後はとれてた気がします。
数学はできました(多分ボーダーライン以上は)。
物理は勉強不足でだめでした。
熱力学はここ数年波動だったので一生でないと思ってたので一部を除きとけませんでした。
今思うと東大は決して手の届かない所にあるわけではないと思いました。




◆東北大学
一応第一志望。合格。

・高専からの大学編入試験のでき
数学(100点):満点とれると思ったが勉強不足で思ったよりとれず反省(6〜7割?)。
物理(100点):満点狙えると思いほとんど勉強しなかったら見事に波動ができなかった(2〜5割?)。
化学(100点):勉強したので予想以上にできた。有機は完璧。9割?
専門(200点):10割できた(はず)。
英語(100点):配点が不明だが8割くらい?
面接(100点):(略)

・高専からの大学編入試験内容
数学:対数積分法、媒介変数、行列
物理:力学、電子の運動(mdv/dt=q(v×B+E))、波動(膜あり)
化学:燃料電池?、無機(CuFeS2、水和物など)、有機(エステルの加水分解など)
専門:(略)
英語:長文(電球→蛍光灯→LED)
面接:志望動機、オープンキャンパスに参加したか、テスト(編入試験)の出来、他に受けた大学など。

面接は面接開始前の人と面接終了者が普通に話すこともできる(隔離されたりしない)のであまり重要視されてないかも。


・東北大学反省
事前に過去問解いたとき数学と物理は満点狙えると思い手を抜きすぎたら痛い目に。正直初日の物理が終わった時点(昼休み)は絶対に落ちたと思った。今までほとんどできなかった化学を編入に向けかなり勉強したが、その化学が予想以上にできたのでよかった(今年は簡単だったが)。初日最後の専門も全部解くことができ、流れが変わった気がした。英語と面接の前日は一日早く勉強せずフリーに過ごしてしまった。そこは反省。英語は和訳が全部(単語の訳し間違いをのぞく)、穴埋めも大体できた。最後の面接は順番がおそかったので面接終わった人の情報が入ったが、待ち時間はかなり緊張した。実際の面接では、話しやすい雰囲気。


◆勉強期間(東北大対策は東大のあとから開始)
・4年の夏休み
何もしてない。一年後の今ころ編入試験があるということもまったく意識していなかった。

・4年の秋
電験三種に何故か合格してたり基本情報技術者をとったり。大学編入に関しては編入できるだろうと思い特に考えてなかった。

・4年の冬くらい?
他の学科で過去問持っている人や対策している人がいると聞き、大学の過去問題をコピー。
何も考えず東大、東工大、東北大などをコピー。問題は見もせず解きもせず冬休みへ。

・4年冬休み明け
技科大の説明会みて印象がよかったので技科大にしようかなと担任に話したら止められる。そのあと大学を真剣に考え、東京大学、東北大学などに絞った。

・4年春休み
PSSやSmart.fm、工業英検の本などで英語の勉強。あまり集中してなかったので時間対効果は微妙。勉強時間はかなり少ない。
数学は学校の先生による進学者向けの特別講義に参加。東大の過去問に着手

・5年4月
実験などで忙しいものの東大の過去問の数学は大体終わった。(10年分くらい)

・5年5月
校長面接と東大の願書提出だけでほとんど終わった。(あと実験も)
工業英検3級が確かこのころあって受験したが満点を逃した。

・5年6月
実験日程に恵まれしばらく実験とレポートから解放されることとなり、東大の勉強を本格的に開始。
勉強時間が明らかに足りず物理はあきらめようか直前まで悩んだ。(結局中途半端)

・5年7月
東大があったりオープンキャンパスにフルで参加したりで3週間休みなしという過酷な状態だった。その疲れはしばらくなおらず。
東北大受ける人が集まり勉強会を開始。この時点で初めて東北大の過去問を見ることに。
英語は無勉強、数学と物理も過去問が解けたので手抜き。専門を早めに片づけて7月現在白紙レベルだった化学にほぼすべてのリソースを集中。
以上のような計画で勉強。

・5年8月
期末試験。手を抜いてもよいところだがあえて頑張った。期末の勉強に集中したり久々にゲーム(1日1時間以内)したりして現実逃避してた。
期末終了後は現実逃避をやめ、再び勉強開始。夏休みに入った時はもはや東北大までほとんど時間がなかった。
専門で9割以上確実に取り、化学が6割とれれば他は大丈夫と考えていたので相変わらず化学に集中。

・試験前日
何したか忘れた。

・試験終了後発表まで
再び現実逃避。電車に乗って飯田線全線をはじめとする多数のローカル線や新幹線での4泊5日の旅。

・発表当日(2009年9月2日)
工学部掲示板を直接確認。自分の番号があって何度も見返す。お互いに確認しあったり。一緒に確認した全員合格でした。


◆平成22年度東北大学工学部3年次編入学試験の合格者(人数)
※転学部試験受験者を除く

機械知能・航空工学科
計11名(24名受験)

情報知能システム総合学科(電気・情報関係6コース)
計15名(39名受験)

情報知能システム総合学科(ナノサイエンスコース)
計2名(3名受験)

化学・バイオ工学科
計3名(7名受験)

材料科学総合学科
計2名(11名受験)

建築・社会環境工学科(土木関係3コース)
計3名(6名受験)

建築・社会環境工学科(建築関係2コース)
計1名(2名受験)

合格者 合計37名(計92名受験)

◆ボーダー(合格ラインについて)
ボーダーは気になりますよね。私も受験前、受験後ともに、インターネットで高専から東北大学へ合格するためのボーダーが何割なのか意味もなく調べてました。


東北大学編入試験のボーダーですが、
平均5割位、平均6割といううわさを聞いたことがあります。(過去の合格者の予想)


また、東大に合格された方のブログ
http://wavelet.blog58.fc2.com/blog-entry-45.html
には、
(引用開始)----------------------------------------------------------------
『ボーダー7割と言われ、一科目でも6割を切ると落とされるそうです。』
(引用終了)----------------------------------------------------------------
と書かれてますが、これについては間違っていると思います。
少なくとも後者が当てはまっていれば自分は物理で落ちてたので。



また、今年のオープンキャンパスに参加したとき、高専出身の方と運良くお話する機会がありましたが、
化学を白紙で提出して合格した方がいたそうです。(ただし10年くらい前?)
なので東大みたいに各教科のボーダーではないと推測します。


また、合格発表の日に
(各コースが認めたとしても)工学部として数学、物理、英語は6割以上(?)できていないと合格を認めない
という話(噂)も聞きました。なので自分は物理で落ちたと思いましたが結局自分も合格してたのでその辺はよく分かりません。



また、東北大学高専会のwiki(touhokudaikousenkai @Wiki)の
ここのページ
http://www3.atwiki.jp/touhokudaikousenkai/pages/5.html
にある体験談の一つによると、
(引用開始)----------------------------------------------------------------
『東北大の入試は一般科目で足を切って、専門科目で勝負のようです。』
(引用終了)----------------------------------------------------------------
とあります。


ボーダーとは関係ありませんが英語については、よくできていると(ただし満点くらい)、かなり面接においてかなり印象がよいです。面接官にほめられたような質問がされます。(高専生は英語が苦手という印象があるため?)



そして、最後になりますが、2010年3月をもって、閉鎖する
「明解編入」という有名なサイトから引用させていただきたいと思います。
http://www.geocities.jp/kosen_hennyu/index.html
※最下部の『続き(明解編入の引用)を読む』をクリックしてください。



これまでのまとめ:
(自分も東大の後の1か月くらいで東北大学に合格したし、成績が上位ならそこまであわてる必要はありません。)
編入試験は一般大学の試験とは異なり、情報が不足し、合格基準も一部を除き、不明なのが現状です。
少なくとも、全教科満点をとれれば必ず合格できます。絶対合格したいなら、それしかありません(各教科8割とれれば大半の大学編入はほぼ確実に入れると思いますが・・・)。
高専生は優秀といわれることが多く、大学としては優秀な高専生なら人数を気にせずとりたいと思っているはずです(大学、研究室の定員が許す限り)。
そのため、編入対策だけでなく、普段の授業や実験などにもしっかりと取り組むことも次の学年のためにも重要だと思います。
自分のまわりでも、学校の成績が良い人は今年全員合格でしたので、東北大学の場合、学校の授業をきちんと受けることが近道かも知れません。
そして、合格するためには、ボーダーを気にせず、限られた時間の中で、自分の実力を出すようにすることが大事です。その先にはきっと合格があると思います。
それでは、頑張ってください。




※編入試験の内容、傾向等はは学科、年などによって異なる可能性があります。また、本ページの内容は(もちろん)各大学公式のものではありません。本ページの内容は各自の責任で活用願います。
明解編入
http://www.geocities.jp/kosen_hennyu/index.html
より引用させていただきました。
このサイトの貴重な情報を閉鎖後は見られなくなることは高専生の方や日本に大きなマイナスになり、
ぜひこの内容を残したいと思い、引用させていただきました。

引用して、本当に申し訳ございませんでした。


(引用開始)----------------------------------------------------------------

★編入試験の評価、合格ライン

 まずこの内容を書く前に、読んでくれている人にひとつ質問を投げかけてみたいと思います。

  「もしあなたがテストを作れと言われたら、どんなテストを作りますか?」

 別に科目とかは関係なしに、漠然とイメージしてもらって結構です。
 わかりづらかったら、何か自分の好きな教科でもかまいません。

 
 ・・・どうでしょうか?
 

 「ああいう感じ」「こんな問題を載せる」・・・etc
 いっぱいあると思いますが、いま重要なのはそういうことじゃありません。

 「あなたは受けた人の平均点が100点や90点になるようなテストを作りますか?」

 逆に、

 「あなたは受けた人の平均点が30点以下になるようなテストを作りますか?」 

 ということです。
 もしあなたがそういうテストを作るなかなかの屈強な人であれば別ですが、多くの人は受ける人のレベルを
 考えて、”取ってほしい点数”というのを深い意識の中で考えながら問題を作成すると思います。

 「それがボーダーラインか・・・?」

 ちょっと正解です。何故ちょっと正解なのかというと、それをボーダにしている学校もあるからです。
 では実態はどうなのか?
 以下は私の聞いた話や自分の考え、とある尊敬する先生から聞いた話を基に書いていきます。


 まずさっきの「平均点」の話ですが、多くのテストは受ける人が平均点60点を取ることを目標に作られています。
 これは編入試験も例外ではなく、普通の定期試験でもそうだと思われます。
 その最たる例として、編入にはあんまり関係のない話ですが、大学入試センター試験があります。

 センター試験とは、元々教科書に書いてある内容(高校の学習指導要領)を理解した人が受けて
 各教科すべて6割の点数が取れるように作られています。
 センター試験の平均点を検索してもらえばすぐわかりますが、ほぼ60点前後に集中しています。
 逆に点数が大きく外れたときは、得点調整も行われています。

 話が少し逸れましたが、ここでまた質問です。

 「あなたはいま高専の教官です。いま定期テストで平均点が60点ぐらいになるテストを作りました。
  試験の結果、次のような点数の学生が出たとき、あなたは単位を与えますか?」

   A君:5点  B君:20点  C君:60点  D君:90点  E君:95点
 ・・・どうでしょうか?

 いろいろ思うところがあると思いますが、ちょっとシンプルに考えてみてください。
 A君やB君に単位を出したいと思いますか?
 逆に、D君やE君に単位を出したくないと思いますか?

 そう、ここで「最低ボーダー点」の話になります。
 「こっちは60点程度取れる見込みでテストを作ったのに、こんな奴は通したくない・・・」
 それがまぁ人情ってことですが、そうやって最低ボーダーは作られます。

 ここで再びD君とE君の点数を見てください。
 60点を見込んで作ったテストなのに、90点以上も得点しています!
 この場合は太鼓判を押して単位を出したいと思われます。
 これがある点数以上を取れば誰でも合格させる「最高ボーダー点」です。

 しかし重要な話はここからです。前振りが長くなって申し訳ない^^;

 これはあくまで「定期テスト」の話で、編入試験等の「入学試験」となると話が違います。
 何が違うかといと、それは「合格させられる人数に限界がある」ということです。

 たとえば40人受けて、4人しか合格できないとすると、一番フェアに選ぶとすると、どうしても
 テストの上位から4人選ぶしかありません。
 ここに「最低ボーダー点」の話を入れて見ましょうか・・・
 ・・・いえ、入れないでおきましょう。・・・どうしてか?
 最低ボーダー点を入れても意味がないからです。

 つまり、平均点を60点に設定したテストを40人に受けさせて、合格者が4人程度しかないのであれば
 それは全く持って意味を成さないということです!(ここ重要)

 何故なら、そんなテストで上位4人が2〜30点を下回る点数を取るとは考えにくいからです。
 もっとはっきり言って見れば、

 「ボーダーなんか気にする間があればもっと問題が解けるように勉強しろ!」

 ってことなんです。

 ボーダー制の話はたしかによく聞きますし、あると思います。
 でも(少しきつい言い方になりますが)それを知ってどうなるのでしょうか?
 「自分はボーダーで落ちた」って言い訳するんでしょうか?

 ボーダーの話を聞くと、受験を控えてどうしても不安になってしまう人が多いかもしれませんが、
 ちゃんと問題を解くことが出来れば合格することができます。
 逆に最低ボーダー点に引っかかるようでは、たとえ他の教科が良くても、合格は困難でしょう。
 つまりは、実際には多くの場合においてボーダー制よりも点数の上位順に決まっているという事実なんです。
 (特に合格者数の少ない編入試験ならなおさら)

 私なんて阪大の数学で正味4割、化学で3割程度しか取れてないと思いますが、受かってしまいました。
 そういうこともあります。
 どうしても気になるのはわかりますが、ボーダー制にとらわれず、自分の実力がすべて試験で出せるように
 してください。その先にはきっと合格があると思います。
 


 最後に参考程度に、私の聞いたボーダー制を分類してみます。
○最低ボーダー制
 →最も多いと思われる制度です。どんな科目でもある点数より下回れば、他の教科の出来に関係なく
  不合格にされます。しかしあろうとなかろうと、合格するような人がその点を下回るとは考えにくいです。


○総合最高ボーダー制
 →これも有名大であると聞きます。受験者の全科目ないしは数種の科目の合計点が基準点を上回っていた
  場合には合格となるようです。その境目となる点数は事前に決めているものと、テスト全体の出来を見てから
  決める場合があるようです。亜種としては、一般教科の合計点がボーダーを突破したときのみ専門科目を
  見て合否を決めるなど、一次関門のようにしているところもあるようです。

(引用終了)----------------------------------------------------------------
posted by math at 23:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | 高専からの大学編入学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
僕も今年度に東北大工学部に合格したものです。
他の人の参考になればと思って書きます。

まず、筆記試験ですが化学は選択肢のみ解答、物理は90%近く白紙で出しました。言い訳→(東大しか頭になかったので全く勉強してなった)
数学、英語、専門はケアレスミス等がなければ満点に近いと思います。

面接はJAXAでのインターンシップや卒業研究の事などを談話する感じでした。
「化学と物理は...うん...」みたいな会話もありました。実際、面接中に、あ,落ちたなって感じでした(笑
Posted by cliw at 2010年02月08日 04:04
>cliwさん

こんにちは。参考になるコメントありがとうございます。

私も東大の試験が終わるまで東大しか頭にありませんでした。
私は数学と物理で油断しすぎてしまいました。

私も物理がひどかったので、東北大学の編入では
物理や化学でのボーダーは無さそうな気がします。

私も面接の内容で「落ちた」と思った部分がいくつかありました。
(面接最後の自己アピールでの反応がよくなかったり、緊張して全体的にうまく話せなかったりなど)

4月からはよろしくお願いします。
Posted by math at 2010年02月08日 12:18
私も編入志望で、参考にさせて頂いてます!!

来月高校卒業して短大に入ってから編入予定なので、まだ情報がなくて困っている状況です(;_;)


質問なのですが、東北大の編入倍率や、その他国立大の編入倍率ってどのくらいなんですか?


あと、無茶な質問で申し訳ないのですが、私は東北大経済学部志望で、試験の英語はTOEICの結果提出みたいなんです。何割以上とることが望ましいと思いますか?
Posted by もんちー at 2010年02月14日 00:49
>もんちーさん

コメントありがとうございます。

・倍率について
東北大学工学部の編入倍率はこのページにある通りですが、他の大学についてはわかりません。

東北大学経済学部ならここに書いてあります。
http://www.econ.tohoku.ac.jp/econ/nyushi/nyushi04/index.html

まずは自分で調べてみてください。


・TOEICについて
TOEICの点数は正解数と点数が比例関係でないので何割以上ではなくて600点以上、730点以上といった具合に点数を目標にしたほうがよいと思います。
TOEICの点数は英語の試験代わりという位置づけだと思います。600点以上、730点以上などがひとつの目安となると思います。他の科目同様、自分で目標を設定してみてください。
TOEICの参考書は左サイドバーに紹介しておりますのでよろしければ参考にしてください。
Posted by math at 2010年02月14日 14:21
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